先日ご紹介した、新撰組ゆかりの京都壬生八木邸と同じ時期に撮ったストリートビューです。壬生寺を撮影する頃には、夕方になり、それがまた良い雰囲気になりました。
その壬生寺について少しご紹介。同寺公式ホームページによると、壬生寺は西暦991年(正暦2)、園城寺(三井寺)の快賢僧都によって創建され、古い名を地蔵院、宝幢三昧寺などと号したそうです。
宗派は、南都六宗の一つである律宗に属していますが、1962年(昭和37)、本堂を全焼し本尊地蔵菩薩像を含む多数の寺宝を失ったとのことで、それが悔やまれます。新撰組をはじめ、その時に重要な史料を失ったようです。
また、壬生狂言は鎌倉時代、壬生寺の中興ともいわれる円覚上人(1223 ~ 1311)が創始し、1300年(正安2)の大念仏会という法会で、分かりやすく郡衆に伝えるために始めたことが始まりとされています。
700年以上もの歴史があるなんて、流石に京都ですね。また、元の発祥から現在までに、場所は変わっているようです。最終的な現在地に移ったところで、新撰組との縁ができたようです。詳しくは、同寺の公式サイトをご覧下さい。
壬生寺の総門をストリートビュー(360°写真)撮影してみました。
Comments